あばんて倶楽部 コラム

あばんて倶楽部 コラム

2015/02/05(木)一人でも多くの人に安心を
30代の初めから、結婚しない自分の将来に不安を持ち始めました。
職業柄、人生の最期を迎える人の姿を沢山見てきました。
健康管理には注意していますが、年老いたらどうしても誰かの世話になるもの。
若くたって、思いがけない怪我や病気で入院することもあります。
そういう状況で、兄弟がいない人、結婚していない人が困る姿を目の当たりにしました。
もちろん、動けなくなったとき、自分の意思表示ができなくなったときの社会保障はあります。
それでも入院中、そして万が一のときにするべき個人的な身辺整理も数多いです。
今、日常生活は不自由なくとも、こんな先々の不安は私に限らず、
多くのセクシュアルマイノリティに共通する問題でしょう。
自分だけで手の回らない個人的なこと。公的機関に頼みにくいことも、
お互いの助け合って解決していく。そんな方向性に賛同します。
万が一のことを書面に残す過程で、親妹へ自分の考えを伝えるよい機会になりました。
万が一の事態は、遠い将来ではなく、いつでも誰でも起こるものです。
家族のような思いで支えあっていく安心の輪が、大きく広がって欲しいです。

あばんて倶楽部会員 まっしい
2014/05/09(金)独身男が「いちばん寂しい瞬間」
ネットで見つけた記事、【独身男が「いちばん寂しい瞬間」】が興味深かったので一部を転載して紹介します。

「独身=寂しい」は、単なるイメージなのか、それとも厳然たる事実なのか。その具体像をアンケートの回答から明らかにしていこう。
 独身男がダントツでわびしさを感じるシーンは「病気で寝込んで看病する人がいないとき」(58%)。コメントを見ると予想以上に壮絶。

「ノロウイルスにかかり、トイレで何もかも放出しているような状態でさえ、水を運んでくれる人はいない。コンビニへスポーツ飲料を買いに行けるようになったのは4日後」(41歳・メーカー)

 まさに「咳をしても一人」。奇しくも、俳人・尾崎放哉がこの句を詠んだ当時は40代・独身だったとか。健康問題は「孤独死のニュースを耳にしたとき」(36%)などと並んで、実害がはっきりしているだけに、強い不安を呼び起こす。

 わびしさを感じるシーンの2位は「一緒に旅行に行く相手がいないとき」(43%)。なにしろ「友達はみんな結婚して子供も生まれたので、一緒に出かけにくくなってしまった」(38歳・公務員)と言う人の多いこと。
 あわせて「休日に一人で行動するとき」(33.3%)も上位に。「休日に何の予定もないとき」(34%)では、「明るいうちから家にいると鬱憤がたまるので、クルマであてもなく走り回ったりと、とにかく外出するようにしている」(41歳・メーカー)などのムダなアクションを起こす人もいて、思春期的なナイーブさを感じさせる。

 孤独感は日常生活の端々にも漂う。代表例は「テレビや映画などへの感想をその場で聞いてくれる人がいない」(18.3%)。ほかには炊事洗濯などもトリガーになる。「離婚してから自分で洗濯をするように。Yシャツのシワを伸ばしつつ干していると、『すべて自分ひとりでやっていくのか』と気が遠くなる」(44歳・介護)

 なかでも食事は特にわびしさを実感するシーンらしく、「家で一人で食事をしているとき」(34%)、「コンビニ弁当など出来合いのものを食べているとき」(27%)などが挙げられた。

●35歳~45歳独身男(600人)

「独身のわびしさを感じる瞬間」ランキング

1.病気で寝込んで看病する人がいないとき 58%

2.一緒に旅行に行く相手がいないとき 43%

3.孤独死のニュースを耳にしたとき 36%

4.ファミレスやファストフードで
 家族連れの隣で一人食事をするとき 35%

5.休日に何も予定がないとき 34%

5.家で一人で食事をしているとき 34%

【週刊SPA!2013/8/20 配信】

運営KONDO
2013/07/05(金)自分の緊急連絡先カードを作ってみた!
サンプルとして自分の「緊急連絡先カード」を作ってみた。名前も写真も、かかりつけ医もいつも行く内科のクリニックを2軒記入した。緊急連絡先もちゃんと入れてある。クレジットカードサイズで財布に入れるのに丁度いい。これ、なかなかいいかも。これを持っていたら、交通事故や急病の時大切な人にちゃんと伝わるし、会社にも連絡が行く。このまま持っていたい。ずっこして財布に入れておこうかな。なんか、すごく安心感がある。こんな小さなカード一枚なのに。この存在感は大きい。きっと持った人はみんなそう思うだろう。
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2013/04/12(金)あばんて倶楽部が目指すもの
大阪市の単身世帯は47.4%、男性だけをとってみると実に322,877人もの人が独り暮らしの世帯だ。
男性の独り暮らしは女性のそれに比べ、タバコや酒など健康被害・死亡リスクが高い、自炊が少なく外食が多いから健康状態が悪くなりやすい。さらに、地域とのコミュニケーションを取るのが苦手、もっと悪いことにプライドが高い人が多く、他人からの助けを拒否し、民間や行政からの支援が届きにくい。
結果、孤立死は女性の2倍以上だ。とまぁ、悪いところだらけで良いところが見つからない。
一方、女性は違います。積極的に地域活動やサークルに参加し、バランスの良い食生活に心がけ、近所の女性同士助け合い、おしゃべりも兼ねて病院に出かけるといった具合だ。男性陣完敗です。
そこで!若者の独り暮らしから年老いた独り暮らしまで、独居男性の人生そのものを応援しようという倶楽部を作りました。
それが、特定非営利活動法人あばんて倶楽部です。
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2013/04/10(水)構想15年 ついに形になりました
ついに、特定非営利活動法人あばんて倶楽部の誕生です。
独り暮らしの僕らの将来を支えてくれるのは誰なんだろう。そう思ったのが、あばんて倶楽部が生まれるきっかけです。
家族が増えないなら家族に代わる人間関係を作ればいい。
おじいちゃんがいておばあちゃんがいて、お父さんお母さんがいて、子どもがいて孫がいる。
僕の思いに、一人また一人と賛同者が集まり15年。ついに形にすることができました。
支えてくれた多くの人たち、これから一緒に難題に取り組む仲間たち。これまで本当にありがとう、そして、これからもよろしくお願いします。
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2013/04/01(月)コラム欄からご挨拶
このコラム欄は、あばんて倶楽部の運営メンバーやあばんて倶楽部に助言をいただく各方面の専門家の皆さんが担当します。
運営メンバーが普段思っていることや独り暮らしについて感じていること、専門家の皆さんにはそれぞれの立場からのアドバイスなどを綴ってもらいます。
思わず笑ってしまうエピソードあり、現実を突きつけられるデーターあり、へーと驚きなるほどと頷く。
ちょっとひと息のコーヒーブレイクとしてお読みいただければ嬉しいです。
KONDO
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